割岩工法
発破による振動や騒音が規制される環境にて
“超” 低振動・低騒音でコンクリートや岩盤を破砕
スーパーウェッジによる割岩工法とは
割岩機工法は、市街地の密集地域や建造物等の近接地域において、振動・騒音・粉じんが絶対許されない土木・建設工事の現場から、岩盤・コンクリート構造物の除去作業や、作業時に振動・騒音・粉じん等を発生する火薬類による発破・油圧ブレーカーによる作業進行が難しい場合に用いられます。
スーパーウェッジの特徴
機体をバックホウ(12~20tクラス)のアームの先端に搭載し、バックホウの油圧を利用して穿孔機(クローラードリル等)によって岩石・コンクリート等に穿孔した孔(76Φ-1.3m)にクサビ(ウェッジ)を挿入し、センターウェッジの伸縮により両サイドのガイドウェッジが押し広げられることにより亀裂を発生させるクサビ式油圧割岩機を用います。
本体旋回300°チルト作動25°ウェッジ回転260°とあらゆる割岩方向にクサビ(ウェッジ)を挿入することが可能となったことから、クサビの挿入角度・方向の自由度が広く割岩面に合わせてバックホウの位置を変える頻度が軽減されるため、割岩効率が上がり施工性・経済性の向上が図れます。
※作業適用範囲は、バックホウが動けるだけの機械スペースが必要となります。
割孔用クローラードリル
割岩機スーパーウェッジ
クローラードリル(アトラスPOWERROC)による削孔作業状況
都留市構造物撤去工事
山梨県都留市で仮設コンクリート構造物の撤去工事を行っています。
当社では初の県外工事になります。
橋の上部工工事で使う索道のアンカーとして作られた仮設コンクリート構造物を壊して撤去します。
振動・騒音を出来るだけ抑えるために、スーパーウッジ工法が採用されました。
国道349号 鮫川地区工事
スーパービッカーHRB1700による割岩状況
国道294号 白河バイパス工事
スーパービッカーHRB1700による割岩状況